「さくらねこ無料不妊手術事業」について

　近年、飼い主のいない猫が所有地内や付近に住み着くことにより発生する環境被害に関する問い合わせが多く寄せられています。また、繁殖により個体数が爆発的に増加することや鳴き声による騒音等の問題に発展するケースもあります。

　これらのことから、飼い主のいない猫を原因としたトラブルの未然防止を図り、地域住民の良好な生活環境を確保することを目的として、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携して TNR 事業を行います。 

　「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR （Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする）」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。

公益財団法人どうぶつ基金とは

　動物の適正な飼育法の指導や動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の実現に寄与することを目的に各種事業を行う団体です。

⇒「公益財団法人どうぶつ基金」の公式ホームページはこちら（外部リンク）

「さくらねこ無料不妊手術事業」利用の流れ

(1)本ページより「うきは市さくらねこ無料不妊手術事業 チケット交付申請書（様式第１号）」をダウンロードいただき、必要事項を記入の上、市民生活課生活環境係までご提出ください。なお、申請にあたっては事前に「うきは市さくらねこ無料不妊手術事業事前説明事項」及び「うきは市さくらねこ無料不妊手術事業利用取扱要領」をご確認ください。

(2) (1)の申請内容について、所管課により審査を行い、適当であると認められた場合、翌月1～5日の間に市から公益財団法人どうぶつ基金に対してチケット申請を行います。その後、発行完了後に「うきは市さくらねこ無料不妊手術事業チケット交付決定通知書（様式第２号）」とあわせて申請者に郵送にて送付します。

(3)申請者はチケットを受領した後、指定の協力病院に当該猫を連れていき、不妊手術を行ってください。なお、病院への猫の搬送は原則として申請者本人が行ってください。

⇒指定協力病院の一覧はこちら（外部リンク）

(4)不妊手術完了後は速やかに「うきは市さくらねこ無料不妊手術事業実施報告書（様式第４号）」及び手術前後の猫の写真（各１枚以上ずつ）を市民生活課生活環境係までご提出ください。また、あわせて申請者自身が管理するホームページまたはSNS上に本事業の定型文を掲載いただくようお願いします

【定型文の例】

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携して TNR 事業を行います。 「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR （Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする）」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

(5)手術の完了した猫については原則として元々捕獲した場所に帰してください（その他特別な理由があり、別の場所に帰す場合はご相談ください）。なお、手術完了後に当該猫を他人に譲渡したり、申請者自身が飼うことはできません（手術料金の全額または一部を返還いただく場合もあります）。

(6)その他の詳細については「公益財団法人どうぶつ基金」の公式ホームページ（外部リンク）及び以下の資料をご参照ください。