最近、ペット(犬・ネコ等)についての苦情や相談が増えています。
ペットを飼う場合は、飼い主としての責任を自覚して、同じ地域で暮らす皆さんの迷惑にならないように、ルールを守って飼いましょう。
(1)散歩中のフンは持ち帰ってください
フンの後始末をしないで散歩をしていませんか?
犬に関する相談苦情で多いのは、フンの後始末についてです。他人の家の庭はもちろん、公園や広場・道路など公共の場所を汚さないようにすることは、犬を飼う人の当然のマナーです。自宅近辺にフンをされて不快に感じている人がたくさんいます。
散歩に行く時や、犬を連れて出かける時は、新聞紙やビニール袋などを常に持参し、犬がフンをした場合は必ず持ち帰りましょう。
(2)放し飼いにしないでください!
ペットを放し飼いにされている人や、犬の散歩中にリードを付けていない人が見受けられますが、大変危険です。
世の中の全ての人が動物好きであるとは限りません。動物が嫌い・苦手だという人がいるということを忘れないでください。最近では、他県において散歩中のリードを付けていない犬が、通行人に蹴られて亡くなる事件がありました。放し飼いは、人に危害を加えたり他人の土地を荒らしたりなど、多くの人に迷惑をかけるだけでなく、ペットにとっても交通事故などの危険がいっぱいです。飼い主の方のためだけではなく、ペット自身のためでもあります。
なお、犬をつないでおくことは、「福岡県動物の愛護及び管理に関する条例」に定められており、違反すると罰則規定もあります。
犬は必ずリードでつないで、囲いの中で飼いましょう。また、散歩の時もリードをつけ、離さないようにしましょう。ネコは室内で飼いましょう。
(3)飼い主がわかる工夫をお願いします(迷子札を付けましょう)
毎年多くの犬やネコが迷子になって、保健所に引き取られています。特に、室内で飼われている犬やネコは、一旦外に逃げ出すと家に帰れなくなる事が多くあり、保護された犬やネコの多くは飼い主が分からないまま処分されています。
福岡県では、飼い主がみつからずに保護された犬やネコの殺処分頭数が全国でも毎年高い順位で推移しております。
皆さんの愛犬・愛ネコがそのようなことにならない為にも、首輪などに鑑札や迷子札(飼い主の連絡先入り)をつけるなどの迷子対策をお願いします。
(4)不妊・去勢手術をしましょう
繁殖を望まない場合には、飼い主の責任で繁殖制限をしましょう。
不妊・去勢手術は犬やネコに害のあるものではなく、不幸な子犬や子ネコをつくらないための最良の方法です。飼い主の方の御協力をよろしくお願いします。
なお、飼い主のいない猫への不妊去勢手術については、「さくら猫無料不妊手術事業」
を実施しています。詳細については、リンク先
をご覧ください。
(5)愛犬が亡くなった飼い主の方へ
愛犬が亡くなった場合は、犬の登録を取り消す必要がありますので、飼い主の方は市役所まで死亡の届出をお願いします。
電話での報告でも結構ですので、愛犬が既に亡くなっていてまだ報告をされていないという飼い主の方は、至急市役所(市民生活課生活環境係)までご連絡ください。
なお、届け出については、窓口のほか、飼い犬の登録変更及び死亡届(Logoフォームのサイト)
(外部リンク)からも受け付けております。