快晴に恵まれた6月29日、千年小学校の5年生が学校近くの水田で田植え体験をしました。同校で長年続くこの農業体験は、当日手伝いに訪れた保護者の中にも「小学生の頃に体験した」という人がいるほど、深く根付いた行事です。今回植えた稲の箱苗は、こどもたちが毎日水やりをして大切に育ててきたもの。先生も「今年の出来は100点満点!」と太鼓判。
いざ田んぼの中へ。素足で触れる泥に、「気持ち悪い!」とこどもならではの正直な感想が飛び交いました。保護者お手製の「田植え綱」の間隔に合わせて並ぶよう指示があるものの、足が沈んで、歩くだけでも悪戦苦闘。それでも次第にコツを掴むと、慣れない手つきながらも苗を丁寧に植えていきました。
作業中、「苗がなくなったらお母さんたちを呼んで!投げます!」という先生の声。こどもたちめがけて次々と苗が投げ込まれる、ユニークな光景も見られました。
約40分で田植えは終了。用水路で泥を洗い流す際には、お互いに水を掛け合い、この日一番の笑顔と歓声にあふれていた、正直なこどもたち。参加した児童からは「面白かった!」「爪に泥が入った」「タニシがいた」など、思い思いの感想が語られました。
秋に収穫される予定のお米は、「にじの耳納の里」で販売される予定で、売り上げは来年の米作りの資金として引き継がれます。地域の歴史とこどもたちの努力が詰まったお米の収穫が、今から楽しみです。