HIVとエイズの違い
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、体の免疫機能を弱めるウイルスです。
このウイルスに感染した状態を「HIV感染」といいます。
一方、「エイズ(後天性免疫不全症候群)」は、HIV感染が進行し、免疫力が低下したことでさまざまな病気を発症した状態を指します。
※ HIVに感染しても、すぐにエイズになるわけではありません。
感染経路について
HIVは、主に以下の経路で感染します。
・性行為による感染
・血液を介した感染(注射器の共用など)
・母子感染(妊娠・出産・授乳時)
※ 日常生活(握手、会話、食事、入浴など)で感染することはありません。
主な症状
HIVに感染すると数週間後に、インフルエンザに似た症状(発熱・筋肉痛・頭痛など)が現れる場合があります。その後、自覚症状のない時期が通常は数年から十数年続きますが、その間にも病気と闘う免疫力の低下が進行します。免疫力の低下が進み、免疫が正常に働かなくなると、日和見 感染症※1を発症するようになります。特に「指標疾患」※2を発症した場合、エイズと診断されます。
※1 日和見 感染症:本来なら自分の免疫力で抑えられるような肺炎などの病気
※2 指標疾患:ニューモシスティス肺炎、カポジ肉腫など
治療について
現在、HIVは早期に発見し、適切な治療を継続することで、発症を抑えながら日常生活を送ることが可能です。主な治療は、抗HIV薬(内服薬)による治療です。
・ウイルスの増殖を抑える
・エイズの発症を防ぐ
・他人への感染リスクを大きく低下させる
※ 早期発見・早期治療がとても重要です。
無料・匿名で検査が受けられます
保健所では、HIV検査を無料・匿名で受けることができます。
・費用:無料
・匿名で検査可能
・結果は原則本人に説明
感染が心配な方や、検査を受けたことがない方は、一度検査を受けてみましょう。
※検査日程や受付時間は、下記の保健所へお問い合わせください。
北筑後保健福祉環境事務所
(外部リンク)連絡先:0946-22-4190
(性感染症ホットライン 平日8時30分~16時00分)
偏見や差別をなくしましょう
HIVは正しい知識を持つことで予防できる感染症です。また、日常生活で感染することはありません。
感染している方への偏見や差別をなくし、正しい理解を広げていきましょう。
関連リンク
HIVとエイズ(厚生労働省ホームページ)
(外部リンク)
エイズ/HIV対策の情報ページ(福岡県ホームページ)
(外部リンク)