飲み物の砂糖量について~その飲み物の砂糖はどれくらい?~
みなさん水分摂取として何を飲んでいますか。
砂糖を多く含む飲み物には注意が必要です。
市販で売られているジュースは冷やされていたり、香料等が入っているため甘味が感じにくいですが、実際にはたくさんの砂糖を含んでいます。
コーラ500ml中に約57g、スポーツ飲料500ml中に約27g、乳酸菌飲料1本65mlに約12gの砂糖が入っています。
オレンジジュース200mlに約21g、コーヒー飲料1缶に約15gの砂糖が入っています。(メーカーにより異なります)
こんなに入っているなんて驚きですね!知らず知らずのうちに、たくさんの砂糖を摂っていませんか?
砂糖の一日の目安量は食事も合わせて大人20g、子ども10gです。全て飲んだ場合、大人では約1~3日分、子どもでは約1~5日分の砂糖を摂取したことになります。
飲み物に含まれる砂糖の量を確認するには、容器包装に表示している、栄養成分表示を確認しましょう。
「炭水化物」または「糖類」の欄に記載している数字を見てください。
その量が飲み物に含まれる砂糖量と同等の量となっています。炭水化物には食物繊維と糖質があり、糖質のなかに糖類(砂糖)が含まれています。(パンやせんべいなどは砂糖量と同等ではなく、一部異なるものもあり)
表示の中には「商品1個あたり」や「100ccあたり」といった表記になっている場合がありますので、飲んだ量に対しては砂糖がどのくらい含まれているのか確認してみてください。
水分摂取は、砂糖の入っていない水やお茶を飲みましょう。ジュースには、たくさんの砂糖を含んでいることを考慮し、量を考えて飲むとよいです。
砂糖等の糖類の摂りすぎは血糖値の上昇、脂質過多、体重増加等の原因となり、生活習慣病リスクを高めますので、注意しましょう。