血圧のはなし(2)~自宅での血圧測定のススメ~
高血圧のタイプとは
健康診断や病院など普段と異なる環境で測定する「診察室血圧」と、自宅等で自分で測定する「家庭血圧」の値により、分類されます。
一つ目は、どこで血圧を測定しても上の血圧が140以下の「正常血圧」です。
二つ目は、家庭で血圧を測定すると高くはないのに、健康診断や病院で測定してもらうと高くなる「白衣高血圧」です。
白衣高血圧の方の3分の1は、将来的に高血圧になりやすいと言われているため、注意が必要です。
三つ目は、健康診断や病院で血圧を測定してもらっても高くはないのに、家庭で測定すると高くなる「仮面高血圧」です。
仮面高血圧の方は、病院での治療が必要です。
四つ目は、どこで血圧を測定しても上の血圧が高くなる「持続高血圧」です。
持続高血圧の方は、もちろん病院での治療が必要です。
自分がどのタイプなのか知ることで、生活習慣を見直したり、必要な治療につなげることができます。
そのため、ぜひ、ご家庭で血圧を測定してみてください。
- ご家庭で、血圧を測るときには、上腕測定タイプがおススメです。
手首測定タイプは、腕の位置によって数値が変動しやすい特徴があります。
家庭血圧計は、薬局や家電量販店などで、簡単に購入することができます。
家庭血圧測定は1日2回(朝、夜)に行いましょう。
血圧測定は、それぞれ望ましいと言われているタイミングがあります。
朝は、
・起床後1時間以内
・トイレに行ったあと
・朝食の前
・薬を飲む前
夜は、
・寝る直前
・入浴や飲酒の前後は避ける
これらを意識して、まずは1週間、自宅で血圧測定をしてみましょう。
ご家庭で測定をしてみて、朝と晩のそれぞれの平均値が、135/85mmHgを超えている場合は、治療が必要な可能性があります。
お近くの医療機関や、保健課にご相談ください。
- 血圧を記録する血圧手帳は、保健課の窓口にて無料でお渡ししています。
お気軽にお越しください。
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