高齢になると、複数の病気を持つ人が増えてきます。病気の数が増え、受診する医療機関が複数になることで薬が増える原因となります。使っている薬が6種類以上になると、副作用を起こす人が増えるというデータもあります。多くの薬を管理することにより、飲み間違いや飲み忘れなど、正しく薬を飲めなくなることがあります。これを「ポリファーマシー」といいます。
2.ポリファーマシーを防ぐために
- お薬手帳は1冊にまとめましょう。
- かかりつけ薬局をもち、飲んでいる薬の情報を共有してもらいましょう。
- お薬カレンダーやお薬ケースを活用しましょう。
- 気になる症状がある場合は、かかりつけ医やかかりつけの薬局に相談しましょう。
3.自分で判断するのは危険
薬の中には急にやめると症状が悪化したり、思わぬ副作用が出現することがあります。気になる症状があっても勝手に薬をやめたり、減らしたりすることはやめましょう。薬をたくさん飲んでいることが悪いわけではありません。必ずかかりつけ医やかかりつけ薬局に相談しましょう。
うきは市では、薬剤の適正使用に向けて「浮羽薬剤師会」と協力し普及啓発用のチラシを作成しました。また、浮羽薬剤師協会のホームページに休日当番薬局や在宅訪問薬局の一覧が掲載されています。一度確認してみてください。
問い合わせ
うきは市 保健課 介護・高齢者支援係 TEL:0943-75-4105
浮羽薬剤師会 TEL:0943-76-9069