うきは市新川田篭伝統的建造物群保存地区
選定年月日:平成24年7月9日選定
地 区 名:うきは市新川田篭
面 積:約71.2ヘクタール
種 別:山村集落
保存物件種別員数 建造物 計166 | 工作物 計981 | 環境物件 計33 |
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主屋 88 | 石垣 877 | 樹木 4 |
土蔵 21 | 石段 8 | 池 18 |
物置 40 | 石塔 2 | 庭 2 |
小屋 4 | 石橋 1 | 井出及び堰 9 |
離屋 1 | 石祠 15 | |
公民館 1 | 板塀 3 | |
本殿 2 | 狛犬 6 | |
拝殿 2 | 五輪塔 1 | |
幣殿 2 | 石造物 3 | |
社務所 1 | 石碑 18 | |
社 1 | 石仏 8 | |
堂 3 | 玉垣 5 | |
| 手水鉢 1 | |
| 手洗石 2 | |
| 灯籠 16 | |
| 鳥居 7 | |
| 門 5 | |
| 門柱石 3 | |
新川田篭地区はうきは市の南東部、耳納山系に属する山岳地帯に位置する。狭隘な谷あいにあるこの集落では、自然と共存する暮らしの工夫が至る所に見受けられる。井出という独自の灌漑システムで棚田を潤し、谷底に集落を形成している。宅地には、生活用水を貯めるイケスと呼ばれる小規模な池を配するなど、土地の特徴を最大限活かしたつくりである。また、国の重要文化財に指定されているクド造り民家「平川家住宅」をはじめとして茅葺民家が多く残っており、伝統的瓦葺き民家とそれらが谷に沿って連続する魅力的な景観が見られる。茅葺民家や棚田が造り出す山郷の風景は、かつては日本の各地でみることができたが、現在ではその大半が姿を消している。新川及び田篭地区の集落風景や棚田の景観は、全国的にも貴重なものである。
新川田篭を歩けば、日本の心を思い出す。隈上川沿いに展開される山郷の風景は、日本の暮らしの原点を垣間見るとともに懐かしさを誘う。
うきは市新川田篭伝統的建造物群保存地区防災計画(リンク)
【問合せ先】
うきは市役所 都市整備課 まちづくり推進係
〒839-1393 福岡県うきは市吉井町新治316番地
TEL:0943-76-9063(直通) FAX:0943-75-5509
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