令和5年度 卓越した技能者(現代の名工)に、福岡県から3名の方が選ばれ、うきは市の岩永克也さんが選ばれました。
卓越した技能者(現代の名工)は、卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めることを目的としています。
岩永さんは、筑後川温泉 桑之屋の料理長を務めながら子ども達への食育活動、若手調理師への調理技術指導、また、老人ホームへの慰問料理や、被災地での炊き出し等を行い、業界発展・社会貢献に尽力しています。さらに、日本の伝統文化である庖丁道の最高位奥殿を取得し、日本庖丁道大草流(ほうちょうどうおおくさりゅう)保存会会長として、技能伝承にも務めています。