南北朝・菊池一族歴史街道 「各自治体紹介連載シリーズ」
協議会加盟の各自治体の南北朝ゆかりの史跡・歴史文化等をシリーズで紹介します。
【令和5年度 掲載シリーズ】
(第1弾)菊池市 [R5.7月掲載] 菊池市「亀趺(きふ)の墓」 熊本県内では本市にしか見られない「亀趺の墓」と呼ばれる菊池一族の墓が4基残されています。13代武重、15代武光、17代武朝、23代政隆の墓で、全て市の指定文化財になっています。亀趺の墓とは、亀蛇と呼ばれる空想上の生き物の背の上に墓碑が乗った墓のことで、めざましい孝徳を積んだ人にだけ許される特別な墓です。
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(第2弾)大刀洗町 [R5.8月掲載] 大刀洗町「菊池渡・三原城址」 「大刀洗」この特徴的な町名の由来は、南北朝時代の1359年、肥後の豪族・菊池武光率いる南朝方と筑前大宰府を本拠とする小弐頼尚率いる北朝方が、現在の小郡市大保付近で激突した「大保原合戦」に勝利した菊池武光が、激戦で血の染まった太刀を川で洗った、という故事に由来しています。
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(第3弾)八女市 [R5.9月掲載] 八女市「五條家御旗祭(ごじょうけみはたまつり)・大杣公園祭(おおそまこうえんさい)」 八女市では、南北朝に関する伝承や行事、文化財が現在に至るまで地元住民によって大切に守られています。今回は五條家御旗祭と大杣公園祭についてご紹介します。
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(第4弾)久留米市 [R5.10月掲載] 久留米市「毘沙門岳城」 筑後川と共に久留米市のシンボルとも言える高良山。耳納山地の最西端に所在する標高312mの山です。 筑紫平野を一望できるこの山には、筑後国一ノ宮の高良大社が鎮座し、今も崇敬を集めています。また、高良山は九州の南北・東西を結ぶ水陸交通の要所を押さえる位置にあり、古代から神籠石(こうごいし)が設けられるなど、軍事拠点としても重要な場所でした。
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(第5弾)小郡市 [R5.11月掲載] 小郡市「高卒都婆(たかそとば)」
福岡県小郡市は、筑紫平野から福岡平野へ抜ける場所に位置し、古来多くの人々が行き交った交通の要衝です。 古代から中世まで九州を統括していた大宰府にも近く、南北朝時代には、九州を二分する南朝方と北朝方が雌雄を決した大保原合戦(大原合戦)の舞台となりました。市内には今でも合戦に関する史跡が残っており、戦いのあった夏を中心に毎年多くの人が訪れます。
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随時、各自治体の紹介情報を掲載していきます。