皆さまにとって、最近の感動した出来事は何ですか？お子様・お孫様の御卒業・御入学でしょうか？それとも、やはりWBC決勝戦でしょうか？WBCにおける「侍JAPAN」は、14年振りの優勝ばかりか、優勝に至るまでにも数々の感動を世界中に届けてくれました。選手達が、離脱した２人の選手のユニフォームを掲げて、戦い喜ぶ姿。また、大谷選手の「とにかく自分が塁に出れば、必ず次が繋げてくれると思った。」という仲間への信頼。さらに、ダルビッシュ選手の「勝つ事だけでなく、皆が楽しく野球をする事が大切。皆が喜んでいる姿を見て、嬉しかった。」という仲間意識。そして、栗山監督の「自分はただ、選手が集中できる環境をつくる事、選手を信じる事だけだった。」という指示出しではなく、指揮官として見守る姿勢。

皆さまもそうであった様に、私たち、うきは市男女共同参画センターでも、試合の話で大いに盛り上がりました。そして、監督と選手の一人一人が、どんな時も、互いを信じ、認め合い、切磋琢磨する勇姿を、「男女共同参画が実現した社会」と、重ね合わせました。市民の皆様が、性別に関係なく、個々の個性を尊重し、「侍JAPAN」のように理想を実現できれば、どんなに素晴らしいか。「男女共同参画社会の実現って、そういうことなのでは？」と、皆で話し合いました。侍JAPANの姿から、自分たちの仕事の意義を改めて考えることができました。私共は、今後も、「一人ひとりがいきいきと輝き自分らしく暮らせるまち」の実現に向け、男女共同参画に関する情報発信・各種講座・研修会の開催に努めて参ります。