ジェンダーギャップ指数2022
世界経済フォーラムが7月13日に発表したジェンダーギャップ指数で、日本は先進7カ国(G7)のうち最下位、世界146ヶ国中116位でした。日本は今年も、経済(121位)、政治(139位)で格差が大きく順位も低いです。一方で、教育(1位)や医療(63位)では格差はないまたはほとんどないと評価されています。
制度面では改善があるものの、職場の雰囲気から男性が育児休暇を取ることをためらう傾向にあり、家庭での家事分担も女性に偏っているため、結果的に女性の社会進出を阻んでいます。男女共同参画は、ある特別な救済策で解決できるものではなく、個人の意識を含め、構造的な問題を一つずつ解明し解決して行かなければ達成できません。
私たちに身近なことでは、うきは市の市議会議員は14名のうち女性は1名、自治協議会の会長は11地区のうち女性は1名という現状では、政策決定の場への女性の進出が進んでいません。ジェンダーギャップ指数は、世界の問題だけでなく、私たちの身近な問題として考えていきましょう。