高齢者の肺炎球菌予防接種は、平成26年に、65歳の方を対象として定期接種化されました。ただし、66歳以上の高齢者も接種できるよう、70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方も対象とする『経過措置』がとられていました。
この『経過措置』は令和6年3月31日で終了します。
これに伴い、66歳以上で経過措置に該当しない年齢の方に助成していた「うきは市独自の任意接種」も令和6年3月31日で終了します。
令和6年4月1日からは、本来の対象者である ①65歳の方 および ②60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能およびヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がい(身体障害者手帳1級相当)を有する方 のみが助成の対象となります。※年齢は接種日時点です。
令和5年度の対象の方で肺炎球菌予防接種の助成を希望する方は、窓口で申請のうえ、令和6年3月末までに接種を受けてください。
このうち令和5年度中に65歳になる方で未接種の方には、2月中にお知らせと予診票を送付しますので窓口申請は不要です。
予防接種費用の助成は、1人1回のみです。
過去に高齢者の肺炎球菌予防接種を受けた方は、助成を受けることができません。2回目以降の接種は、全額自己負担(およそ8千円)となります。
肺炎球菌ワクチンは、すべての肺炎を予防するものではありませんが、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し重症化を防ぐ効果が期待できるワクチンです。
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
接種期間
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
※肺炎球菌ワクチンと新型コロナウイルスワクチンの両方を接種される方は、原則として前後13日以上の間隔をあけて接種を受けてください。
令和5年度 定期接種対象者 ※令和6年3月31日まで
対象者
今までに高齢者肺炎球菌の予防接種を受けたことがない方で、次のいずれかに該当する方
1.令和5年度中(令和5年4月1日~令和6年3月31日まで)に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
2.接種日に60~64歳で心臓・腎臓・呼吸器・免疫いずれかの機能に、日常生活活動が制限される程度の障がいを有する方
※1に該当する方には、令和5年3月末に案内通知を送付しています。
このうち令和5年度中に65歳になる方で未接種の方には、令和6年2月中に再通知と予診票を送付する予定です。
接種料金(自己負担額)
4,000円 ※生活保護受給者は、「受給証明書」を接種時に持参すれば無料で接種できます。
実施医療機関
福岡県内の医療機関で接種ができます。
1. 浮羽医師会内高齢者の肺炎球菌ワクチン接種医療機関(PDF:63.6キロバイト)
2.福岡県定期予防接種広域化実施医療機関(外部リンク)
令和5年度 任意接種対象者(うきは市独自の助成制度) ※令和6年3月31日まで
対象者
定期接種の対象とならない方で、以下の要件をすべて満たす方
1.令和6年3月31日において満65歳以上の方
2.これまでにこの制度による助成を受けたことがない方
3.肺炎球菌の予防接種に対して健康保険の適用がない方(過去に脾臓の摘出手術をされた方は保険の適用があります。)
接種料金(自己負担額)
4,000円
実施医療機関
うきは市内及び久留米市田主丸町の医療機関でのみ接種ができます。
1. 浮羽医師会内高齢者の肺炎球菌ワクチン接種医療機関(任意接種)(PDF:73.6キロバイト)
申請から接種までの流れ
1 窓口・郵送にて申請
うきは市役所保健課、または浮羽市民課(うきは市民センター2階)で申請してください。
2 郵送にて予診票の受取
申請から7日間程度で、市役所からご自宅へ予診票(決定通知)を郵送します。
3 事前予約・予防接種
接種を受ける病院へ事前に予約をし、同封の説明書を読んだうえで、当日予診票を病院に提出し予防接種を受けてください。