うきは市では、2020年(令和2年)に市有林において森林認証(SGEC-FM)を取得しました。
森林認証は持続的な森林管理を図るための国際基準であり、市有林の森林管理(FM)部門では福岡県で初の認証となりました。
うきは市有林においては、引き続き、生物多様性の保全、安全管理に努めた施業により適切な森林整備の実施を目指します。

うきは市有林における森林認証の概要
〇認証番号:FAM-042
〇組織名称:うきは市
〇認証対象林:うきは市、八女市、大分市、日田市内のうきは市有林
○対象面積:569.35ha
〇登録日:2025年3月1日
〇有効期限:2030年2月28日


森林認証とは
森林認証制度とは、独立した第三者の審査機関が、適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われている森林などを一定の基準等を基に認証し、それらの森林から生産された木材・木材製品に認証マークを付すことにより、消費者の選択的な購買を通じて、生物多様性の保全や持続可能な森林経営を支援する取り組みです。国際的な認証制度としてはFSC、PEFCがあります。
SGECは平成15年に設立された日本独自の認証制度ですが、平成28年6月にPEFCとの相互認証が認められ、これに伴いSGEC認証も国際認証として認められることになりました。
SGEC認証には、(1)適正に管理された森林であるかを問う「FM(Forest Management)認証」、(2)認証された森林から伐りだされた木材が加工・流通段階においても他の木材と混ざることなく管理されていたかを問う、供給連鎖段階での認証「CoC(Chain of Custody)認証」、(3)特定の建築物などを認証する「プロジェクト認証」があります。

