森林認証とは
森林認証制度とは、独立した第三者の審査機関が、適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われている森林などを一定の基準等を基に認証し、それらの森林から生産された木材・木材製品に認証マークを付すことにより、消費者の選択的な購買を通じて、生物多様性の保全や持続可能な森林経営を支援する取り組みです。国際的な認証制度としてはFSC、PEFCがあります。
SGECは平成15年に設立された日本独自の認証制度ですが、平成28年6月にPEFCとの相互認証が認められ、これに伴いSGEC認証も国際認証として認められることになりました。
SGEC認証には、(1)適正に管理された森林であるかを問う「FM(Forest Management)認証」、(2)認証された森林から伐りだされた木材が加工・流通段階においても他の木材と混ざることなく管理されていたかを問う、供給連鎖段階での認証「CoC(Chain of Custody)認証」、(3)特定の建築物などを認証する「プロジェクト認証」があります。
