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歴史・伝統文化

元冠の油絵 本仏寺

2011年2月14日(月)

元寇の油絵 本仏寺の宝物殿には矢田一嘯画伯による油絵の元寇のパノラマ画(14枚1組)が同寺の寺宝館に納められています。

鎮西身延山本佛寺  所蔵元寇

パノラマ画矢田一嘯画伯文永11年10月 弘安4年5月  百号14枚
安政5年12月19日、横浜に生まれ、はじめ日本画を研究したが、進んで洋画を習得するために渡米。ロスアンゼルスでパノラマの技法を学び帰国。その後九州に至り佐野前励日管上人と出会い、元寇記念碑としての亀山上皇並びに日連聖人両銅像の建設に献身的に協力。その当時に描かれたものが西身延所蔵の歴史画14枚であって、現在文化財に指定されている。絵画史上最も貴重な資料である。他に日蓮聖人銅像台座の銅板画の下絵も画伯の手になったもの。また銅像前の広場に、大パノラマ館が日管上人の手によって建設され、それにも執筆しているが、大正中期大暴風雨にとって倒壊し、当時の絵画は、今日所在がわからなくなっている。 西身延所蔵の作品で知られるように、厳しい写実的な作風と大胆なタッチは、その偉大な天分の所有者であったことを永久に伝えるものであろう。大正2年4月22日56才で死去。墓碑は福岡市妙典寺に建てられている。

解説は作成当時のものをそのまま記載しています。
画像をクリックすると大きな絵を見ることができます。


 

パノラマ画1

(1) イタリー人マルコポーロは、(元)国王忽必烈に 日本の富国なることを説き日本征服を説き進めた。

 

 

 

 

パノラマ画2

(2) そのころ鎌倉幕府の執権 北条時宗は蒙古からの書面に 国威を傷つけたものがあるのに怒り、使者を追い帰してしまった。

 

 

 

パノラマ画3

(3) 敵は日本征服を実現、文永十一年十月五日先ず対馬を襲う。 守護代 宗助国 弟 馬之允、手勢八十騎、外に義勇軍と共 に敵約一千名と激戦し、玉砕した。

 

 

 

パノラマ画4

(4) この対馬に上陸した敵兵は、男とみれば惨殺し、婦女は捕え て手に穴をあけ、これに縄を通して船舷に結びつけぶら下げる 等の残虐さをくりかえした。

 

 

 

パノラマ画5

(5) 勢いに乗じた敵兵は更に壱岐を攻め、守護代 平景隆は百余 騎と義勇軍で奮戦力及ばず、一門一党残らず自殺、宗三郎に急 を太宰府に報じるよう命じた。

 

 

 

パノラマ画6

(6) 破竹の勢いの敵は目指す博多に押し寄せ、先ず西部より室見川、 百道原麁原山に迫り、つづいて東部箱崎、博多正面に主力を注ぎ 一日中死闘が続いた。

 

 

 

パノラマ画7

(7) その日の大将小弐景資は一日中の激戦に疲れ、又傷ついた残兵を集め、殿りとして退却途上追撃して来る敵将劉復亨をただ一矢にて射斃した。

 

 

 

パノラマ画8

(8) 其の後蒙古王は日本征服を諦めきれず、建治元年四月十五日杜世忠外四名使者として派遣、文面に我が国を胴掲するものあり、北条時宗大いに怒り使者を鎌倉龍の口にて斬った。

 

 

パノラマ画9

(9) 亀山上皇は畏れ多くもこの戦役には非常な大御心を悩ませられ、御自身自ら石清水八幡宮に、参拝され、徹夜して国土安穏の御祈念をあそばされた。

 

 

 

パノラマ画10

(10) 亀山上皇は畏れ多くもこの戦役には非常な大御心を悩ませられ、御自身自ら石清水八幡宮に、参拝され、徹夜して国土安穏の御祈念をあそばされた。

 

 

 

パノラマ画11

(11) 弘安四年五月、総数十四万の大軍を再度編成し、博多湾に攻め入ろうとした。我が軍は石畳を築き上陸を許さなかった。

 

 

  

パノラマ画12

(12) 上陸できぬ敵は江南軍の来航を待つ。此の数菓の敵軍と大船を目指して我が軍は小船に乗り昼夜をいとわず襲撃成功、又、全員討死等国家存亡をかけた我が将兵の死闘は全軍の志気を高め敵軍には衝撃を与えた。

 

 

パノラマ画13

(13) 敵は鷹島および平戸島に集結、軍備、作戦を整え、いよいよ翌日出動の前夜半より起こった大風は最大級の暴風となり敵船艦尽く覆滅し、世にこれを神風と言う。

 

 

 

パノラマ画14

(14) 夕暮戦場のあとを彷徨い、戦没した夫を恋う妻、父を慕う子の悲惨さなど戦争のむごたらしさを物語るものがあった。この画面が全体の結論となっている。

 

 

 

 

最終更新日 [2011年3月16日]  
この情報に関するお問い合わせは
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ファックス:0943-76-4724


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