火鑽神事 三春天満宮 最終更新日:2011年2月28日 印刷 三春天満宮に於いては、毎年12月7日の例大祭礼式の当日当番区では総出でその準備、一切の世話を行うのであるがその中にこの古式豊かな火鑽の神事がある。火鑽杵(桧の丸太棒)を火鑽臼に立て、火鑽杵を2人がかりで上からおさえ、その杵にかけた綱の両端を各2~3人で交互に引合い、その木のまさつによって火をおこす方法である。こうして得られた火を斎火といい、神に供える食べ物の煮炊きのほか、各神前の燈火などの火種として用いられるものである。