「つづら棚田」 日本棚田百選
浮羽町の葛籠(つづら)地区には、面積約6ha、約300枚程の棚田があります。
山の石を使い、丁寧に積み重ねられた石組みは約400年以上前のものです。 日当たりの良いところを農地にしている米作りを優先させたこの地域の家並みは、 周りの山林の緑、森から湧き出る清水、青い空とマッチして、美しい農村景観を創り出しています。 棚田での米作りは、畦の管理や草刈りなど重労働ですが、 農家の棚田を守り続けてきた誇りと誰にも負けない自慢の米作りが支えとなって、 現在5軒の農家により維持保全されています。
棚田inうきは 彼岸花めぐり
山間の農家が離農し、年々減る「棚田」を維持するために、1996年から毎年9月に開催している。石組みの棚田とあぜ道に咲く彼岸花のなかを散策するシンプルなイベントだが、一週間程の期間中に約三万五千人の人が訪れている。
「なにもない山里です。手を加えない自然の美しさと そこに暮らす人々のやさしさをお持ち帰りください。」