うきは市では、5歳~11歳の小児の新型コロナワクチン接種を、集団接種で実施しています。
小児接種については、「接種を受けるよう努めなければならない」という努力義務はありません。
予約をする際は、事前に必ず うきは市から届く『新型コロナワクチン接種についてのお知らせ』や『ワクチン説明書』を読んで、効果や副反応について、保護者と本人が理解したうえで、希望する方は予約して接種を受けてください。
また、接種の際は、必ず母子手帳持参のうえ、保護者の同伴をお願いします。予診票には保護者の署名が必要です。
無料で接種できるのは、令和4年9月末までの予定です。(令和4年6月現在)
接種の効果について
米国で5~11歳を対象に実施された臨床試験の結果によると、2回目の接種から1か月後の血清中の新型コロナウイルスに対する中和抗体価や抗体応答率(抗体価がベースライン値(1回目接種前)から4倍以上に上昇した被験者の数)は、別の臨床試験で有効性が確認されている16~25歳におけるワクチン接種後の中和抗体価や抗体応答率と比較して非劣性(劣っていないこと)が示されています。すなわち、5~11歳でも、16~25歳と同程度に抗体価が上昇し、有効性が評価できるとされています。
また、中和抗体価の確認後に行われた解析において、新型コロナウイルスに感染歴の無い人を対象に、2回目接種後7日以降の発症予防効果を確認したところ、90.7%であったことが報告されています。
なお、これらのデータはオミクロン株が流行する前のものであることに留意する必要があります。
オミクロン株に対しては、現時点で得られている米国での研究結果によると、ファイザー社のワクチンにおける感染予防効果は、5~11歳では2回接種後14~82日後で31%、12~15歳では2回接種後14~149日後で59%という報告があり、一定の効果が期待されています。また、成人では、オミクロン株に対する発症予防効果や入院予防効果等が確認されており、5~11歳に対しても、同様の効果が期待されています。米国でオミクロン株流行期に5~18歳を対象に実施された研究では、ファイザー社のワクチンを2回接種完了後の入院予防効果は5~11歳で68%、12~18歳で40%であったと報告されています。
※厚生労働省ホームページより
接種対象者・回数
接種する日にうきは市に住民票がある5歳から11歳の方が対象です。
3週間の間隔をあけて2回接種します。
ワクチンの種類
「ファイザー社製小児用ワクチン」を使用します。
※同社製の大人用(12歳以上)のワクチンに比べて、有効成分は3分の1です。
接種券発送・予約開始・接種開始時期
接種券は、5歳になる誕生月の前月末に送付します。
接種日程など
会場 るり色ふるさと館 (うきは市吉井町983-1)
下記の日程で集団接種を実施する予定です。1回目の3週間後に2回目を接種することになります。
・6月21日(火曜日) 18時00分、 18時30分
・7月12日(火曜日) 18時00分、 18時30分
・8月 2日(火曜日) 18時00分、 18時30分
・8月23日(火曜日) 18時00分、 18時30分
・9月13日(火曜日) 18時00分、 18時30分
※9月13日で終了する予定です。(令和4年6月現在)
※予約の状況により日程等を変更する場合があります。
予約方法(電話受付のみ)
予約専用コールセンター 0943-73-7568
受付時間:平日9時00分~17時00分
※5歳の誕生日の前日から接種することができます。
※1回目に11歳で小児用ワクチンを接種したあと、2回目接種する前に12歳になった場合は1回目と同じ小児用ワクチンを接種します。
※同じ時期に他のワクチンを接種する場合、2週間以上の間隔をあける必要があります。
ワクチンに関する相談について
ワクチンの副反応に関する相談や、副反応発生時の対応などに関するアドバイスに対応するため、福岡県が専用ダイヤルを開設しています。
TEL 0570-072-972(9時00分~21時00分 土日・祝日も実施 通話料がかかります)
【参考情報】
・5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(厚生労働省)
(外部リンク)
・小児接種のQ&A(厚生労働省)
(外部リンク)
・小児接種の副反応について(厚生労働省)
(外部リンク)
・小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(日本小児科学会)
(外部リンク)